登場人物紹介 - 小説

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登場人物紹介

◇戌の町の住人

白奉鬼（しぶき）：気が付いたら死後の世界に来ていた少年。塵に喰われそうになったところを鳥喰に救われる。

多麻（たま）：鳥喰とともに退治屋をしている少女。白奉鬼の世話役。

鳥喰（とりばみ）：退治屋をしている男。いつも気だるげで適当なことを言う。

二木（ふたつき）：白奉鬼がこの世界に来て初めて出会った相手。気さくで面倒見の良さそうな男だが・・・？

◇戌組

有坂（ありさか）：町の治安維持部隊「戌組」の隊長。穏和そうな見た目に反し、性格は冷酷で打算的。

扇規（あおき）：戌組の隊員。有坂の側近にして切り込み隊長。巨大な扇の神器を扱う。

天守（あまもり）：戌組の隊員。傘の神器を盾のように用いて戦う。攻撃力は低いが鉄球でもびくともしない防御力を誇る。

◇そのほかの町の住人

枯不花（かふか）：酉町の治癒師。惚れっぽい性格で好きな相手には死ぬほど（決して大げさな表現ではなく）尽くす少女。

憬佳（けいか）：酉町の薬剤師。枯不花も働いている薬屋の店長。性別は男性だが言葉遣いや仕草が女性らしい。

矢的（やまと）：申町の退治屋（申組）の隊長。鳥喰に対し因縁を持っている。興奮すると訛ったような喋り方になる。

飛鳴小（ひなこ）：申町の退治屋。白奉鬼ら戌町の退治屋を目の敵にしている。自慢の蹴り技は自分より遥かに大柄な男を昏倒させるほど。

櫃（ひつ）：申町の退治屋。誰にでも明るく人懐っこい青年。いつも大きな木箱を背負っている。

宵姫（しょうき）：櫃の神器。言葉は話せず、命令には絶対服従なため、櫃はヒトではなくモノとして見ている。

夏音（なつね）：亥の町の住人。寺子屋で子供たちに勉強を教えている一方で、この世界についても密かに調べている。

冠俚（かむり）：自宅で着物の仕立て屋をしながら夏音の面倒をみている。男勝りな性格。

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